監査法人長隆事務所では、昨年より「オンライン監査」を導入いたしました。
実務にあたる会計士が「オンライン監査」をテーマにその実態を綴ります。

第6回　6/17開催オンライン監査と施設基準の理解セミナーを受けて

今回は、6月17日に開催したセミナーを受講した会計士の所感を掲載させていただきます。

（会計士　渡邉）

　公立病院の意識改革、経営改革をどう進めていくのか。
それには朝会で理事会など理事はできるだけ少人数にし迅速な意思決定を実施する。
また接遇のプロから教えを受けサービスを高める。
民間経営のノウハウを病院に転用する。

　今期監査補助者として監査を実施したが、オンライン監査に関し監査証跡管理についてセキュリティが万全と会長が説明したのは納得感ある説明であった。
また四大とそれ以外の監査法人の報酬格差のスライドは非常にインパクトある内容であった。

　そして監査の実査手続はともすれば長距離の移動を伴うため、オフラインであれば実施できる人員が限られるところ、ネットワークカメラの設置を病院に導入することで複数病院同時並行的に実査を実施できると非常に効率的である。